2025.07.10元インド外務省 日本顧問のChawla氏
当社とアドバイザリー契約を締結、日印人材交流を加速へ
株式会社フォーラムエンジニアリング(本社:東京都港区、代表取締役兼社長執行役員:佐藤 勉、以下「当社」)は、インドと日本の関係強化に長年取り組んでおられる、元インド外務省 日本顧問のAshok Kumar Chawla氏(以下「Chawla(チャウラ)氏」)とアドバイザリー契約をこのほど締結したことを発表いたします。
Chawla氏はインド外務省の日本顧問として、インドにおける日本語教育の推進や人材育成に長年尽力している日印交流の専門家です。インド政府当局に幅広い人脈を持つほか、インドにおける日本語推進センター設立や、インド屈指の名門大学であるデリー大学およびジャワハルラール・ネルー大学で日本語教育に携わってきたほか、立命館アジア太平洋大学の客員教授、および東京国際大学の特命教授を務めるなど、政府や大学で広く活躍しています。当社はChawla氏とアドバイザリー契約を結ぶことで、日印人材交流の起案や、インドにおける日本語教育の仕組みづくりを強化して参ります。また、Chawla氏の助言を得ることにより、当社インド子会社Cognavi India Private Limited(以下「コグナビインディア」)がインドで提供中の新卒学生の就職活動を支援するサービス「Cognavi」の活動を、さらに拡大して参ります。

Chawla氏は早ければ2025年7月より、当社のインド事業の事業拡大に向け経営陣とのコミュニケーションを開始します。まず、当社が作成中の「インド高度技術人材を日本市場に繋ぐ」案について、Chawla氏のアドバイスを頂きながら内容を高度化して参ります。さらに、インドから来日する人材への日本語教育の仕組み作りにも取り組みます。日本で働く、または留学することを考えているインド学生に向けた日本語教本の提供と、コンテンツ作成にも協力を頂きます。将来的には、当社で開発を検討している「日本語教育アプリ」の制作につき、企画段階からお手伝いを頂く予定です。
<Ashok Kumar Chawla氏 ご経歴>
デリー大学で植物学の学士号を取得後、日本語の修士号、および博士号を取得。鉄鋼業界で社内外調整担当(コーディネイター)として勤務しながら、日本式の経営手法やコミュニケーションスキルを学び始め、インドと日本の戦略的な技術協力の成果実現を支援。デリー大学で日本語講師を担当した後、インド科学技術省所属の科学産業研究機構(CSIR:Council of Scientific and Industrial Research)で約33年間勤務し、主席研究員(Chief Scientist)など重職を歴任。日本語および日本地域のスペシャリストとしてインド外務省の日本担当顧問に着任し、2025年3月まで、8年間以上にわたりインド政府内でインドにおける日本語・日本文化・ワークカルチャーの広報・普及を含めあらゆる分野で日印関係の強化に努め、日印関係促進に貢献する。現在、立命館アジア太平洋大学 客員教授、および東京国際大学 特命教授、そしてデリーポリシーグループ(DPG)でシニアフェローを務める。