2025.05.28インド初、新卒向け就職支援サービス「Cognavi」、
インド工科大学の2校が新たに導入開始へ

　株式会社フォーラムエンジニアリング（本社：東京都港区、代表取締役兼社長執行役員：佐藤 勉、以下「当社」）は、当社インド子会社Cognavi India Private Limited（以下「コグナビインディア」）がインドで提供中の新卒学生の就職活動を支援するサービス「Cognavi」において、インド工科大学（Indian Institutes of Technology、以下「IIT」）の新たに2校へのサービス提供をこのほど開始したことを発表いたします。

　Cognaviのサービス提供が新たに開始されるのは、IITの「マンディ校」（写真）および「ブハネシュワル校」の2校です。当社はこれまでに、インド国内に23校あるIITの中で、トップレベルの3校である「マドラス校」（NIRFランク 1位*）、「デリー校」（NIRFランク 2位）、「ボンベイ校」（NIRFランク 3位）にCognaviによる就職活動支援サービスを提供してきました。今回の2校の新規追加により、IITで当社サービスを導入しているのは5校となります。（※NIRF=National Institutional Ranking Framework、インド政府教育省によって毎年発表されるインド国内の高等教育機関ランキング）。

*2024年発表NIRFランキング

　IITは、世界大学ランキングでも常に上位に位置する、インドの理科系大学屈指の難関大学です。今回新たにサービス提供を開始するマンディ校は、インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州にキャンパスを置き、学生数が約1100名で、上述のNIRFランクは31位、日本語教育にも熱心に取り組んでいます。ブハネシュワル校はインド東部のオリッサ州にキャンパスを置き、学生数が約3000名で、上述のNIRFランクは19位です。

　今回の取り組みでは、コグナビインディアが運営する新卒向け就職支援サービス「Cognavi」を通して、両校の学生たちの就職活動を支援いたします。コグナビインディアは、両校の学生とインド企業をつなぎ、インターンシップや正社員としての就職支援プログラムを推進いたします。「Cognavi」の機能の一部である、AI（人工知能）を相手に採用面接の練習が可能なツールを学生に無償提供し、面接準備をサポートいたします。また、日本で就職したいインドの学生に関しては、インド学生と日本企業をつなぐ当社サービス「WORK IN JAPAN」を活用し、日本企業への就職を後押しいたします。

　コグナビインディアが運営する「Cognavi」はIITの学生が数多く登録されていることが強みであり、IITの学生を採用したい世界中の大手企業からのアクセスが増えることが期待されます。また、コグナビインディアは、IIT各校へのサービス提供だけではなく、IITの他キャンパスへの導入に向けた取り組みも進めてまいります。

＜フォーラムエンジニアリングについて＞
　フォーラムエンジニアリングは、国内大手メーカーを中心とした機電系エンジニア派遣を基軸に、新卒学生の就職支援、経験者の転職支援、企業研修の4つのサービスを通じて、機電系エンジニアのキャリアをサポートしています。
　日本では就労人口減少に伴う人材不足が深刻化していますが、機電系エンジニアも例外ではありません。当社では、AI（人工知能）を活用した独自システム 「コグナビ」により、エンジニアや学生が持つスキルと企業が求めるスキルをマッチングさせることで、機電系エンジニアの新たなキャリアの創出や企業の人材不足解消に寄与しています。

＜Cognavi Indiaについて＞
　2023年6月にAI（人工知能）マッチング技術を活用したインドにおける新卒学生の就職活動を支援するサービス「Cognavi」を自社開発、オープンしました。現在インドでは、就職を希望する学生と採用を希望する企業との橋渡しを大学の就職課が行っており、インドの新卒学生は限られた情報の中で、就職を決めるという重要な選択を迫られています。コグナビインディアではその点に着目し、「Cognavi」を通じてインドの新卒学生と現地の企業を結ぶ就活インフラになることを目指しています。